SSERの新企画ベイジン・ウランバートル 2005が発表された。ラリーレイドモンゴルが沈黙して3年…いよいよ新しいラリーが始まる。
自分はここ3年程度でラリーレイドにハマった遅れて来た人だから、ラストモンゴルでは行きたいという気持ちはあったけど、経験不足すぎてとてもエントリーする気はなかった。モンゴル経験者の会社の同期にも勧められたがとてもとても…。その後、TDNを3年走ってますますラリーがおもしろくなり、自分なりに自信も付いて来ると無性に海外ラリーを走りたくなった。TBIやTDNはラリーレイドのいろはを教えてくれるし、独特のおもしろさがあるがやはり海外ラリーも経験してみたいのが本音だ。しかし、その頃はRRMは既に消えていた。欧州のラリーストが気軽に参加できるラリーはアフリカにあり、日本人にはアジアにあったはず。エントリーラリーストはどこへ行けばいいの?遅れて来た人はそう嘆く。そんな折りにこのベイジン・ウランバートルの発表があった。RRMは帰って来た…しかもスケールアップして。これでいきなり経験不足の中、外国人が主催するラリーを走らなくてもいい。馴染みのSSERが主催する海外ラリーに参加した方が初海外ラリーは安心して走れるし、それよりもなによりもあのSSERの演出にはいつも引き込まれる。今回は国境を越えて北京からウランバートルへ…それだけでワクワクする。最近の世界のラリーの傾向として競技要素が強くなって来ているのに反して、このラリーでは冒険的要素を強く出ていると感じた。まさしく冒険の扉…80年代のパリダカに憧れた者にとっては涎ものだ。「いつかは行きたい…」の「いつか」は今来たのだ!
「冒険の扉を示そう。そこには、あらゆる困難が待ちうけているだろう。扉を開けるのは君だ。望むなら連れていこう」 ティエリー・サビーネ
しかし、モチベーションは上がってるのだが経済状況に暗雲が漂ってる…orz