初海外ラリー…モンゴルのラリーレイドを走って来たんだけど、なかなかナビゲーションが難しかった。モンゴルへ行く前には、日本でやってたようにキチンとコマ図をトレースしていけば良いだろう…とか思ってたんだけど、それさえも慣れないと難しいのだ。
大体、スピードレンジが違うので、目印を見落としやすい。高速で走っていると、石ころのオボーなんか全然わからんし、井戸なんかもピストから離れているので見つけにくい。クロスピストは何本もあるし、消えそうなピストは走っていて見失いそう。360度何もない平原で頼りになるものが少なくて心細い。だから日本で走っているのと全く違う感覚でコマ図を処理していかないと行けないことに気付いた。ポイントはコマ図に書いてある絵だったり、CAPだったり、GPSポイントだったり。速い人はGPSポイントを重視しているようだが、それも諸刃の件。ちょっと意地悪されると、みんな迷っていた(^^;;;
本当に日本でやっていた同じコマ図を使った競技とは思えないほど、要求されるものが違う。逆にそこにおもしろさを!魅力を!醍醐味を感じた!広い大地で迷わないためには、とにかく頼りになるのは自分の判断力のみ…絶望的な孤独を味わいたくはない。
エントラントのひとり、N井さんが「地球と遊んでいるみたい」と熱く語ってた…まさしく的を得た感想だった。