2006年も今日で終わり。今年はひたすらBTOUの準備をしていた一年でした…帰ってきてからの数カ月は肩の怪我のリハビリですから、本当にソレ以外のことをしてないような気がする。この年齢になると時計が早く進んで困るのですが、それ故に今年は海外ラリーに出れたことが、一番の収穫…達成感…いやリタイヤしたから出来はともかく宿題を提出したような気分と言った方が近いかもしれない。どうしても未来が見えてくると人生で後何がやれるかということを考えてしまう。思い付いたら吉日、決心したらすぐにやらないと時ばかり過ぎるのです。いつまでもやらないと口だけのオオカミ少年扱いされるし。今回はそういう意味でもやっといて良かったという気分です。
わからないことだらけの海外ラリーだったので、時間を掛けた割には準備が不十分だったのは残念だった。次回行くならもっと短時間で効率的に進められるはず(TDNもTBIもそうだったけど、一度、二度出ると色んな意味でハードル低くなる)。しかし、そういう不足の部分があったけど、逆に初体験としてはおもしろくなった部分もあるし、それ以上に現地で得られた経験は貴重でした。人から散々情報を集めて言ったのですが、所詮は百聞は一見にしかず、百見は一経験にしかずということです。その経験をたまにレポートを書こうかとも思うのですが、自分の表現力じゃ陳腐になるだけのような気がしてどうも筆が進みません。たぶん、他人のレポート読んでもその楽しさの百分の一も伝わらないと思いますよ。
常々思うが、どうしても日々の生活に流されると新しい経験が不足がちになってくる。基本ルーチンを回していれば楽なんだけど、心身も硬直していくような気がする。だからといって、なんでもかんでも新しいことをやれば良いということじゃなくて、後の人生で役に立つ…う〜ん、こういう実利主義な考えじゃなくて…人生に潤いを持たすようなことは、あるスパンでやっておきたいです。じゃないと人生楽しくないよな…
今年の反動で来年は活動資金が不足気味です。でも、今年持ち帰った経験で次なる準備もまた楽しめるんじゃないかと思っている。お土産の梅干しが沢山あるから、しばらくご飯のおかずは困らないって感じか?ただし、お肉は我慢しなきゃならないけど…