去年からWPの新型サスペンション(4014ショック)がボチボチ出てきた。初めて見たのは某HPNに付いていたものだったが、ガンメタっぽいコイルだったのでどこのサスかと思った。
その後、日本でラインアップも発表され、ちゃんとR100GS用も出ている。自分のHPNに付ける場合は、ラインアップにないカスタム前提だったので、必然とパーツの多いオーリンスベースになる。でも、今回、検討しているハチマル用は吊るしで行ける。(本当は100GS用です。BASIC用は出てないので、少しロングストロークの100GS用を使う。)
その吊るしの場合、街乗りセッティングのオーリンスより、WPの方がダート走行向きのセッティングのようだし(ダンピング特性が強めということなの?)、なによりも新型になったので興味がある。あっ!でも、個人的にはオーリンスのフィーリングの方が好きです。オフロードセッティングのオーリンスが最高かと思っている。でもお金が掛かるので、HPNはしょうがないとしてハチマルは吊るしで十分です。
あと、オーリンスは吊るしではリザーバータンクやオイルプリロードアジャスターが付いてないけど、WPは何種類かあって選べる。何も付いてない一番安い仕様だとWPが1万円くらい高いが、それが基本的な価格差だろう。あとはリザーバータンクやプリロードアジャスターが追加される価格差になるはず。ちなみにオーリンスを買って、サス屋さんにリザーバータンクを付けてもらうという手もある。
GT商会でWP 100GS用リアサスの値段を調べてみると…
MONO EMU+AL 91,480円
MONO FUS+AL 128,440円
MONO EMU+AL+PA 128,440円
MONO SPIN+AL 138,600 円
MONO SPIN+AL+PA 175,560円
EMU→リザーバータンク無し
FUS→ホース連結タンク付
SPIN →ピギーバックタンク付
AL→車高調整機能
PA→油圧プリロード調整
まず、オフロード用だったらリザーバータンク付きは必須。安定した性能を得られる。リザーバータンクは一体型の方がホースの膨張の影響がなくて良い。油圧プリロード調整はハチマルの場合はめったに調整しないし、外からでもアクセスしやすそうなのでいらないでしょう。付いてない方が壊れにくいメリットもある。逆にHPNには、燃料の重量の増減が激しいから付けたいと思っている。彼の地でも様々な路面に対応しやすいし。
以上より、ハチマル用として選ぶとなるとMONO SPIN+AL (138,600 円)になった…結構な値段するね…どうしようかなぁ…
あと、注意点としてWPもオーリンスも長期入荷未定になることがあった。ほしいからと言ってすぐに手に入らない場合もある。15GSの場合、それでなかなか買えなかった経験があるのだ。レース前に買う場合は気を付けましょう。