今週は、HP2で河原走行をやってみた。うちの近所の河原はかなり広く、路面状況も砂利だけではなく、サンドに土にとバラエティに飛んでいる。もちろん、コースなんかもあるんだけど、無理にそこを走らなくても十分に広いので、トレッキングを楽しみながら練習が出来る。ただし、台風や雨で醸造された地形は激しく変わっていく、ビッグオフでは結構辛いかもしれない。だからこそ、良い練習になるのだけど…。いや〜15GS時代はよく埋まったりしたものです。
さて、そんなビッグオフにしんどい場所をHP2で走ると…まさに水を得た魚のように良く走る。基本的にはソフトボールくらいの砂利のところが多いのだが、そういうところでもフロントが大きく取られるようなこともなく、ターンしても安定している。一番感心したは、エンデューロバイクのように、一瞬、フロントが明後日の方向を向いても、ちゃんと回復してくれること。15GSだったら瞬殺されているところです。
他に気付いたことは、リアのリバウンドが少ないということ。ダイレクトなショックの取り付けをしてあるオイルヘッドやHPNもそうなんだけど、リバウンドが大きくて不用意な状態で振られることがあるが、HP2はその辺が大人しくて走りやすい。これはどうやらエアサスの恩恵じゃないかな?
そんな風にそこそこ軽快には走ってくれるのだが、転すと他のGSほどじゃないけど、やっぱり重いですね…。なんせ、前日は125乗ってたからね(^^;;; もっとも、15GSなんかは状況によっては起こせない場合が多かったので、大抵は自分でリカバー出来るところは安心です。
河原走行も十分楽しんだけど、やっぱり、林道も走ってみたいということで、その後が近くに林道へ向かう。実は最近コーナリングがいい感じのフィーリングを掴みかけていたので、もっと走り込んでおきたいという気持ちがあった。
で、走ってみると、先日、変えたハンドルプルバックの具合がかなり良く、スムースにコーナリングが出来る…ヨシヨシこのフィーリングを忘れないようにしよう。最初の林道はクレバスが結構あったのだけど、リズミカルにさばけて良い感じ。その後のガレた林道…整備されていてフラットな土林道になっていた。これがHP2だと、またおもしろい。路面のグリップが良いのでグイグイと向きが変わる。重力に逆らって突き進む感じがビッグオフの醍醐味ですな。このバイクは林道もおもしろいですよ。
R80GSだと結構速くは走れるんだけど、バイクを痛めてるようなかわいそうな気分になるのがイマイチすっきりしなかったのだが、HP2は余裕があるので、そのようなことは全く無し。HPNは重装備にしているので、ここまでの軽快感は味わえない。もっとも、エアヘッドの良さはエンジンの色気にあるからね…別腹ということです。HP2はその運動性で遊ぶってところが魅力じゃないかな?なんとなくだけど、HP2のおもしろさがわかってきた感じ。とにかく、それぞれのフラットツインで、今後は違う楽しみ方が出来そうです。
でも、まあ、普通に見れば被っていると思われるんだろうなぁ…(^^;;;;