先日、セカンドバイクについて考察したので、今日は次期主力機について考察してみよう。TDNでその天命を全うした15GSの代わりになるにはどのようなバイクがいいだろうか?(15GSは別に壊れてないので普通にセカンド扱いになります。)
まずは使うステージは海外ラリーを視野に入れたい。当面の目標はモンゴルとしたい。(あの様子なら、たぶん1次的には復活するでしょう。)ということはそれ相応の走破性が求められる訳だ。
次にビッグオフであるということ。これは私の完全なる嗜好で、ビッグオフでオフロード復帰に目覚めたのでやはりビッグオフを貫き通したい。そうじゃないとTDNに懲りずに15GSで3年も出た意味がなくなってしまう。まあ、意味は元々ないんですが、信念つーか、ポリシーつーか、スタンスつーか…
シングルかツインの選択があるが、私はツインフリークでもあるので、できればツインをチョイスしたいところ。ただし、モンゴルを走るならツインの場合はかなりの走破性が必要になってくるだろう(また、エンジン形式に関しては後述する)。ということでシングルの目も一応残しては置く。
ここで購入しやすい市販の物では一番にKTM950ADVが候補に上がって来る。やはり今の時代ラリーと言えばKTM。ラリーに必要な十分な性能を持ってる。シングルだがラリーマシンに手軽に転用できるKTM640ADVも候補として上げておきたい。KTM660Rallyもありかもしれないが、購入が難しいのでとりあえず外しておこう。
他にXR600とかをモデファイするとかいうのは当たり前すぎて私の楽しみ方とスタンスが違うのでパス。同じくアフリカツインもありえない(ライバルなんで)。
じゃBMWはどうなのよ?さんざんGS乗っているでしょ?と言われるかもしれないが、やはり冷静に考えるとノーマルGSだとかなり辛いと思う。いくらR1200GSが良いと言っても、基本はツーリングマシン。テレレバーのネガの心配もある。100系あるいはF650GSダカールをモデファイする手は残っている。あくまでベース車として使うと言う事だ。1200GSはパーツもないし電子制御化が激しいので、現実時点のモディファイベースとして考えるのは止めておいた方がいいだろう。
それだったら1150GSにニコバッカーフレーム、フロントにテレスコ付けるのはどうよ?というアイディアもアリかもしれない。15GSには思い入れがあるので楽しいかもしれない。
ところで、エンジン形式触れると予告しておいたが、一度フラットツインの取り憑かれた者はなかなか他のエンジンに乗り換えることが難しい。あの低重心の安定感はダートでの安心感に繋がるのだ。いくらKTM950ADVが良くても選びきれないところがそこにある。
そういう事を踏まえた最後の可能性にHPN。GSであってGSでない。究極のGS。パリダカに伝説を残したマシン…
まあ、自分の好みに合わせたバイク選びはこんな感じでしょうか?