今週もR80GSで近所を走り回ってました。まずはフロントタイヤがブロックタイヤではなかったので、家に転がってた適当なタイヤに交換。それとステップをHPNから移植する。エアヘッドのノーマルはかなりステップ位置が高いため、最初にする必須なモデファイだ。
ようやく準備が済み、走りに行く。自分の住んでいる遠州地方の林道はタイトで分岐も多い。林道に限らず舗装道路も迷路のように入り組んでいるため、それを探検するかのごとく気の向くまま思い付くまま走り回るのが自分の基本スタイル…行き先は全く決めない。当然、行き止まりなども多いが、足の着かないHPNに対してハチマルではそんなに苦にならなかった。
驚くことに短いと思ってた脚周りだが、多少ガレていても不安なくガンガン行ける(理由は不明…)。さらに特質することはトラクションがかなり良い。HPNでは掻いてしまいそうなところもスルスルと登る。これはおそらくはショックがかなりレイダウンしているせいもあるんじゃないかな?うちのHPNや15GSのセンターショックパラレバーはサスの反力が上に行くのに対して、ハチマルのサイドショックパラレバーは前に反力が働くのでトラクションが得やすいのかも。しかも、レイダウンによるプログレッシブ効果も期待出来る。ちなみにワークスのR900RRもセンターショックパラレバーだが、これを嫌ってレイダウン化していると思われる(しかし、一般市販車であるオイルヘッド等のセンターショックパラレバーはバッテリーの行き場を失うので、あの位置にしかならんのです)。
以上、ハチマルはタイトなところもガンガン行けるし、良い意味でトレール的な使い方が合うバイクだと思った。日本の林道に限定すれば、これほどシチュエーションが合う使い方はあるまい。…ただね〜ステップ周りの操作系はなんとかならないものか?とにかく、シフトもブレーキも下がり過ぎて操作しにくい。交換してステップを下げたとはいえ、まだまだ相対的にが高いんだよね…この件は後日また。
ところで、燃料がリザーブ入った。13.5Lで190キロ走ったことになる。BMWは少なくともリザーブに入って50キロ走れるように設計されているはずだから、タンク容量は16.5Lくらいか?近所を走り回るくらいなら良いが、ロングツーリングやラリーに出るときは少し少ないかもしれない。でも、せっかく軽快なのにビッグタンクを付けて鈍重にするのもどうかな?悩みどころです。
あとは、今日の夜は寒かったので、かなり手が冷たくなった。HPNで余ったハンドガードやグリップヒーターも早く付けないときつい。
色々とハチマルも分かって来たが、一方でキャラクターの違いを実感して来たら、HPNの方もまた乗りたくなった。そっちのモデファイも進めないといかんね。