以前から困ってたハチマルのリアドラムブレーキですが、全力で踏んでもロックどころかまともに制動しない状態だった。ブレーキワイヤーの引き代も限界ぽく、中を開けてみるとやはりブレーキーシューは硬化&磨り減りまくっていたので、交換することにした。
聞くところによると、どうせならSTDの新品にするより、ライニングをフェロード製に張り替えてもらった方が良いとのことで、早速張り替えてもらうことにした。正確には元のブレーキシューは下取りですが。
ダストまみれのブレーキシューを取り外し洗浄して送ります。やばいくらいライニングが磨り減ってた。鉄がむき出しになってホイールの方を痛めると高額出費になるので、特にクロカン系GS乗りの人は気をつけた方が良いかと。
洗って送るのが礼儀なのでブレーキクリーナーで洗いましょう。あんまり奇麗にならなかったけど。
こんな感じで戻ってきた。そういえば、俺、ドラムブレーキのバイクを所有するのは初めてだったりして?? いや、DT(37F)はドラムだったか…
取り付けてみると、まだライニングが新品のせいで当たりがイマイチで引っかかったりする状態もあるみたい。これは当たりが付けば直るでしょう。
早速、試乗してみるとリアブレーキが効く効く!ちゃんとロックも出来る!真綿で締め付けるようなフィーリングでなかなか良いです。でも相変わらず、ブレーキペダルのストロークが必要で(ココはなにもしれないので当たり前ですが)、20mmくらい踏んづけた最後で効く。MXブーツでこんなに足首を曲げるのは辛い。今の状態だと遊びを詰めると引きずってしまうので、遊びはあまり詰められない。それでも今後、リアブレーキの当たりがちゃんと付けば、遊びを詰めても引きずらなくなるはずなので、ペダルストロークは減らせるだろう。一般的にはリアブレーキの慣らしは五千キロとか一万キロとか言われているみたいで、相変わらず気の長い設定のバイクです…(^^;;