先週末は久々にHPNを乗って、河原を一走り。
最近、HP2ばかり乗っていたので、久々にHPNに乗るととっても重く感じる。HPNは現代のマシンであるHP2に比べれば重いのは当然だし、さらにHPNはラリー仕様の重装備になっているから、少なくても30kgくらいの重量差はあるんじゃないだろうか?
それでもしばらく走っていると慣れてきて、玉砂利なんかでは特に問題なく走れようになったきた。玉砂利と言っても大きめの石もゴロゴロしていて結構大変であるのだが…。
しかし、また問題が発生というか再確認…やはり、うちのHPNではサンド轍はかなりきつい。先週、HP2ではサクサク走れてたサンド轍も、HPNではリアがトラクションせずケツを振りまくり。むしろ、HPNの方がステダンがある分、フロントは安定しているにも関わらず、リアがトラクションしないおかげでうまく走れない。
この件は彼の地で痛感して、次期チャレンジするために最重要課題として解決しなければならない問題だ。
一応、何が原因か考察してみると…
1.バネが硬いので、プリロード、リバウンド、コンプレッションをほとんど最弱にしている。
要はサスのビギニングの動きが悪くて、ガレ場での接地感があまりにもなかったため、しょうがなく調整できるところを全て最弱にしてたのだが、それでは結局過重を掛けたい状態ではトラクションしない…もっとリバウンドを強くしないと。そのためにはコイルを弱いレートにしないとだめですね。結局、ガレ場とサンドを両立させるにはプログレッシブなサスでないと無理だと思う。
他にビギニング対策として、もっと最新の良いサスを付けたい。はっきりいって、今、HPNに付いているのは80年代の古いサスで調整機構もしょぼかったりする。HPNは元々リンクレスな構造でプログレッシブでもないため、ビギニングが悪くなるのは当たり前だが、最新の良いサスにすると結構カバー出来ると思われる。実際、ハチマルもリンクレスだが、最新のWPのおかげでリバウンドを結構強く調整したのにビギニングが気になるということはない。やはり最新のサスってかなり進化してると思う。
2.HPNのサスは取り付け位置も後ろだし、サスもほとんど傾斜してないため構造上、トラクションを得にくい。
この件は、以前も指摘したけど、HPNのパラレバータイプの弱点(詳しい話は過去のエントリーで読んで下さい)。モノレバーやツインアームは全く違うと思われる。もちろん、どれくらい悪影響を与えているか不明だが、もちろん、サスのセッティングがきちんと出ていれば、今の状態のように全然だめという話ではないと思う。よりよくしたいならもっと傾斜させた方が良くなるということだ。HPNのパリダカマシンはちゃんと傾斜してますから。
しかし、今年の冬にサスを交換しようかと思ってたのだが、HP2の方にお金が掛かって、なかなか取り掛かれないのです。またもや延期で夏に交換かな〜??
ところで、サスを調整して確認してみようかと思ったら、いきなり回転上昇!アイドルアップ。う〜ん、どうやら2次空気でも吸っているようだ。とりあえず、原因がよくわからかったので、中途半端だけど帰りました。サス云々言う前に、まず、これを修理しないと…